とある皮革作家さんの展示什器です。
一番奥に見えるのが前面ガラス張りのショーケース。
以前製作したものです。
今回製作したのは手前の二枚。
奥行の小さな棚が取り付けてありますが、これは可動式にしています。
出品する作品のサイズに合わせ、棚位置を変えられるようにしてあります。
裏面から見るとこんな感じ。
ちょうど棚の裏にあるJCB(joint connecter bolt)で固定されていますが、
パネルに穴をあけ直すことにより棚位置が代えられます。
脚は持ち運びを前提に折りたためるようになってます。
この什器を載せる台が平らでないことを踏まえ、脚は中央に一本としています。
ガラスのショーケース側から。
このショーケースは結構な重量になるので、脚は二本。それを下部で繋いでます。
この脚部を新規のパネル棚に合わせ寸法を調整。
脚の後ろ端が揃うように、また指定の角度になるように、
折りたたんだ時に最もコンパクトになるように
ステーの位置を決めるのに少し苦労しました。
今回は細かな図面をご用意いただいたので、こちらは作り方を検討するだけ。
設計面では苦労なく、図面通りで進めました。
色々勉強になった、什器一式です。
nobu notes
wood craft and furniture 何かを描き留めて いくように… そんな思いで ものづくりをしています。
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